天井の隙間を塞ぐ

DIY,s-スローライフ

昼過ぎ、風呂場の前の床に何かがカランと落ちる音がした。
天井を見る。
いつもの天井だ。
ちなみにそこは薄暗い。ちょうど明かりが届かないところ。
しかし何かが落ちてきたということは、天井を怪しむほかない。
脚立に上りライトを照らす。黒い木が渡してある部分、蜘蛛の糸で隠れていたが、その黒い木の幅が一部太い。
そこには隙間があった。
ひどい。
何がひどいって、最初から天井の板がまっすぐに切られておらなんだ。
もういやだこの家。
あちこちが素人普請。
電気の配線も間違ってたし。
いくらなんでもさ。天井に隙間空いてちゃいかんでしょ。北海道だよしかも。
仮に、廃材で建てたにしたって、もし材料がギリで隙間開いちゃったらさ、塞ごうよ、そこらへんの端材でいいからさ。なんでそのままなの。
古い家を直しながら住むって、悪いことじゃないんだけど、なんか違うんだよこの家は。
古民家を再生とかって、「うわーさすが昔の人はいい仕事しておられる」とか感動しながら直したいよね、ちがう?
この家はというと、「なんでちゃんとやってないかな」ばっかなの。
その天井は、とりあえずダクトテープで応急処置。
倉庫から廃材漁ってきて、塞がないと。
2階と風呂場のドア作る計画で色々考えていた矢先にこれ。
まあドア材用の廃材探しに行く予定だったから、今日の今日気づいたタイミングは絶妙だった。
何かが落ちてきたのは、多分チュウ太郎が天井裏を通ったのだろう。
今までは断熱材が一応隙間の上にあったようだが、チュウ太郎が寝床に持っていったのだろう。
教えてくれてありがとチュウ太郎。ありがとう神さま。