【小中学校】解釈の余地がある答案に、紙の上だけでバツをつけるのは基礎を無視する生徒と同じでない?

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乗数と被乗数を入れ替えても論理的思考が成り立つことは明らかな「掛け算の順序」問題で、いまだに日本は無駄に荒れておりますが(原因はわかってきたので近日まとめます)。

初めてこのブログに外部からコメントをいただいて、浮かれつつ真面目に返信を考えているさなか、ふと思ったのですわ。

掛け算の式の順序を答案で、(先生が意図した順序と)「逆」に書いている生徒に対して、「どうしてそう書いたのか」を確かめもせずバツ「×」をつける先生の行為はさ、結局「生徒の途中の思考」を無視してるわけですわ。

まあ「論理的に逆の式もあり得る」ことすら想像すらできない非論理的な先生は論外としてさておき、(というかそれをさておいたら誰も残らなかったりして)

基礎を無視して式を書く行為を否定したいわけでしょ、コダワリ先生は。

基礎は大事、途中の思考は大事、だから式も大事、と。

で、「式が逆」という結果だけ見て、途中の生徒の思考も無視して「基礎がわかってないから逆に書いている」と決めつけ、問答無用でバツをつけるわけだから、やってることは結局さ、「答えが合ってりゃ式なんてどうでもいい」っていう一番否定したい行為を先生自身がやっちゃってるのですよ。

掛け算の順序にこだわる事を正当化する根拠は、思考過程でしょ?

なのに、答案に書かれた式における思考過程を無視し、「乗数と被乗数がわかってない」と式だけから決めつけるのは、「答えが間違ってるからバツじゃん、何がわるい?」ってことだよね。

そんな態度で、「答えが合ってるんだから式なんてどうでもいいじゃん」と言ってるかもしれない(コダワリ先生はそう思いたい)生徒の答案を否定できるん?

って、思ってしまってついまた書いてしまった。

いかん。

こういう感情的なやりとりも、不毛な議論を助長するんだよなぁ。いかん。先生の気持ちもわかろうとはしてるんよ、で、考えてったら余計に不甲斐なくなってきてね。ああダメだ私も。

責任持って、ちゃんとまとめます。 But, not today.