スローライフは自然とお金持ちになる【 1 】

2022年12月13日a-ライフハック,DIY,s-スローライフ,富の知

名実ともにスローライフをしている人(ほぼそう見える人)は、だいたい「DIY」や「自給自足」とセットになっていることが多いので、お金をつかっていない印象がある。

確かに、例えば都会でバリバリあくせく稼ぎまくっている人や、大企業を経営している人に比べたら、明らかにお金を使っていないと思う。

しかし、重大な真理を忘れてはならない。
ペイとゲットは必ずしも比例しない。

お金を使うこと(その額)と
お金を含めて富や財産を得ること
この2つは、
全然違う力学で動いているという真理。

しかし無関係ではない。
実は、お金を投入することで収入を増加させる方法(これは誰でもわかる)がある一方で、その逆方向の力学もある(こっちに気づく人は前者ほど多くはない)。

どちらもうまくやらないと貧乏になるし、どちらもうまくやれば大きな富を手にすることができる。

このスローライフブログで話すべきは、逆方向の力学だよね当然。

お金を使わないことでお金が増える。

それを知ってしまえば、
お金を稼ぐために余計なお金をドブに捨てることをやめられる。

先に言っておくけど、すべての人にお金を使うなと言うような経済衰退を助長するような言説をしようというのではない。
むしろ、現代の「勝手に経済衰退している状況」を解決し、本当の21世紀の理想的な経済を構築するヒントにもなるであろう話だ。

不労所得が十分にある人は、好きな分野で好きなだけお金を使えばいい。
その分野で仕事をしている人たちはちゃんと潤う。

現代の経済問題の一端は、不労所得がないのにラットレースに人生を捧げてしまっている人があまりに多いことだ。

まだ不労所得が十分にない人が余計なお金を使うと、
余計なお金の分だけ、余計な時間と労働を消費しなければならなくなる。

「余計なお金」だって誰かのふところに入っていくのだから、経済に必要じゃないのか、という人もいるかもしれないが、違う。

そんな考えは、良心を持って「本物」で商売している人に失礼だ。

愚かな消費者の「余計なお金」に依存しないと商売できないようなダメ企業は、むしろ経済の洗練の足を引っ張っているのだと知らねばならない。

観光であれ嗜好品であれ、「本物」を提供している人たちは、決して「余計なお金」になど依存しなくても(経営のほうの効率を徹底すれば)生き残れるし発展もできる。

だから、余計なお金をドブに垂れ流すということは、経済社会にも悪循環をもたらしているのだ。
が、今回は世界経済を救う話(でもあるのだが)ではなく、メインは個人の人生と富の話なのでこの辺で本題に戻る。

さて、余計なお金を使わなければ、
非効率な方法で余計なお金を稼ぐ必要がなくなり、
時間にも脳味噌にも心にも余裕ができる。

時間と脳味噌と心に余裕ができれば、
人が思いつかないことを思いつくこともできるし、
忙しい人たちができないことをやれるし、
もちろん、お金と関係なく、
愛する人や精神や創造性のためにふんだんに贅沢に時間を使うこともできる。

お金を使わないことにかけて、
スローライフは極めて優秀だ。

お金を使わなければ、
差し迫ってあくせく稼ぐ必要量が減るので、
余裕をもって生きることができる。

稼ぎたければどんどん稼ぐこともできる。
スローライフをやりながら稼ぐには知恵が必要だが、逆に、知恵を否が応でも使うので、誰でも自然と効率の良い稼ぎ方か、ローコストの稼ぎ方になる。

反対に、始終忙しい人は、どんなにIQが高くても知恵を使う暇がないので非効率な稼ぎ方が延々と続く。

「知恵」に苦手意識を持っている人もいるかもしれないが、スローライファは余裕を持って生きているので、忙しくしている人たちよりもアイデアやヒラメキに恵まれやすいし、なんとなれば勉強や修練する時間は山ほどある。

まあ、ここまででもけっこう幾らか話は進んだと思うので、無理にまとめようとするのはやめて、ひとまずアップしようかな。このやり方のほうがたぶん続くし頻度も上がるのではないかと思う。
(実は現時点で読み返してすらないのだが、自分の文は必ずあとで読むので、追々チェックします)