虚空に浮かぶヒモの謎
ヤギ小屋の入り口の上にちぎれたヒモの端が
浮かんでいたわけです。
ええ、大したことじゃありません。
(実はあとでだんだんムムッとなったんですが)
まあ最初はね、重力に逆らっとるなーくらいのことです。
大したことではないです。
真相もね、ご想像の通りです。
すごいことではなくてすみません。
(でも私はけっこうすげーなーと感動してるのです)
どうやってあのヒモを引っ張ってきたのかなぁ、なんて、しばらく考えてましたわ。
ヒモの端に糸つけて、
上の梁をつたって反対側まで歩いて、
糸を引き寄せて、
てさ、そもそも普段は糸だけで十分、丈夫に張ってるのに、
ん? なんでわざわざヒモ?
て思ったわけです。
そういえばですよ、草から草に網を張るときも実はこれやってんですよね。
草がクモの糸に引っ張られて傾いてることあるでしょ。よくあるんです。あれもわざとだったんだ、と。
つまり、張力を利用していたと!
よくやってるのは草の戻ろうとする張力、今回はヒモが重さで柱のほうへ戻ろうとする力、を利用して、網のハリを強化しとったんですわ。賢いな〜クモちゃんたち!
つうかそれ、自分で考えたんでしょ?
頭良くない?
人間でさ、「あのさロープ張って〜ただし弾力優先で!」って言われて、これイチから考えられる人、どれだけいる?
(こうして答え見ちゃったからアレだけど、自分はいきなり思いついたかな、て)
とかね、ちょっと思ってしまった昼下がりでござんした。
おまけ
で、そのヒモをさらに有効活用してるのがこの子↓
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