失敗すると飴になる

2022年4月17日s-スローライフ,家事習慣

急にパンケーキが食べたくなったので、古い小麦粉の消費を兼ねて適当に材料を混ぜてパンケーキを焼いた。

蜂蜜を久しぶりに発掘したら見事に固まっていて、湯煎する時間などとても待てなかったので、代わりに黒糖でシロップを作ってみようとチャレンジ。

黒糖のブロックにちょろっとお湯を足してレンジ700Wで数十秒チン。

ブロックをほぐしてスプーンでつぶしながらかき混ぜるとすぐに均一に融けた。

そこであとは少し温める程度にすればよかった。

だが白糖をカルメラにするがごとく更に一層の変化を期待した、のが間違いのもとであったのだろう。人はそう簡単に変わらないものだ。

いや人じゃない上に砂糖はめっちゃ簡単に変わるのだ、逆。

で、見事にべっこう飴ができる勢いで固まり始めてしまった。

急いで水を足してみたが、半分も救い出せなかった。

いや、ま、これはこれで十分な量のお湯で融かせば飴と同じで融けるので、あとでそうやっていただきましたけれどもすでにシロップではないのでそれはまた別の話。スプーンについてきて細長く固まった見事なべっこう飴も、飴としていただきましたけれどもそれも別の話。

シロップ作り直してパンケーキは無事食しました。

そして蜂蜜も容器ごとボウルで湯煎して復活しました。

固まっても蜂蜜は腐らないのでぬるめに湯煎して液化し直せば元通り。ここで完全に液体に戻すのが理想(さすれば適温に保つことで当分固まらないらしい)。少し融けた程度だとまた固まりやすいようです。ええ、私は無精したのでまた固まりました。