やる気出ない時は「引っかかってる原因」を見つけ出す

2022年1月5日a-ライフハック,z-日の徒然,スローライフハック,メンタル,薪を焚く

今日、チェーンソーで玉切り大会をやる予定だった。

玉切りとは、長い丸太を薪割りサイズの長さに切っていくこと。
玉切り「大会」というのは、引きこもり自給生活の私の場合、当然に「ひとり大会」のことを指す。誰かと競うわけでは全くない。

しかし外に出る気がしない。
天気はいいのに。

なぜか。としばし考える。
この、やる気が出ない理由を考えることが非常に重要。
実際にやらなくていい時もあれば、やったほうがいいのに機を生かせないでいる時もある。「なんとなくイヤな予感がする」とかでも構わないが、「理由・原因」を特定することに頭をつかうこと。

惰性でやる気が出ないまま無意味にサボってしまう時というのは、「やらない言い訳」を探している場合がある。「言い訳」は無駄だ。

決めるのは自分なのだから、やらないと決めてやらないのなら言い訳など必要ない。必要ないものを探して時間を無駄にするのでなく、やらないほうがいいかもしれない正当な理由や、何が気になって引っかかっているのか精神的な障壁をきちんと探すこと。

今日の場合、たぶん、「大会」と気負ったのが間違い。
なぜ気負ったかといえば、チェーンソーを使う時は「効率を優先する時」という決めつけがあったからだ。

普段、私は大ノコで玉切りをしてきた。
1日に2日分を薪割りするペースであれば、時間は余計にかかっても大ノコで十分足りる範囲であり、チェーンソーのメンテナンスコスト、充電費用、オイルの消耗を考えると総合的に大ノコのほうが「効率・コストパフォーマンスがいい」と判断したからだ。ノコギリで切れば運動にもなるし、いくらか筋力もつく。

が、先日、いよいよ雪が積もりそうだとなったので、外に積み上げていた丸太を一気に片付けるべくチェーンソーを持ち出し、第一回玉切り大会を開催したのだった。もちろんひとりでだ。

そしてこのところ大ノコには触らず薪割りだけの日が続き、割る玉がなくなったので、再びチェーンソーで小屋の中の丸太を切りまくるか、と考えていた。チェーンソーの電池が切れるまで切り続けるつもりでいた。それが億劫だったのだ。なんという怠け者。

しかし今さら怠け者は治らないので、対策を考えた。
まだ、冬を越すに十分な薪を割れてないので、薪割りはどうしてもしなければならない。

億劫の原因は「大会」だからだ。
なぜ「大会」かといえば、「せっかく」チェーンソーを使うからだ。
なぜチェーンソーを使うかといえば、使うかといえば、なぜだ?
ここで理由が薄弱になっていることが判明。

時間がないような気がしていたが、それは薪を早く確保したいから焦っていただけで、作業に割く時間は十分ある。時間あるじゃん。
時間があるなら大ノコでもいい、今日割る分だけ切ればいい。
チェーンソーを使うにしても、電池を使い切るまで頑張らなくていい、やはり今日割る分だけチェーンソーで切ったっていい、長い目で見たら大ノコでやる習慣がコストと健康面から総合的に「効率」いいという考えでやってきたけど、いいじゃん、1日くらい「効率」悪くたって。

と、気が楽になったところでやっと着替える気になった。
うん、今日の分だけ切ってこよう。こんな日だからチェーンソーで。余力があれば明日の分くらい切ってこよう。

スズメたちも「いいじゃんいいじゃん」と言ってる。言ってるの。

結果、やり出したら止まらず電池切れるまでフルに切りまくりました。
まーそういうもんですわ人生。
大事なのはね、やらない「言い訳」じゃなくて、やりたくない原因を探したとこ、が今日の教訓かなって。