ガソリンも電気も値上げ対策は同じ

2022年6月3日スローライフハック,やめて正解,家事習慣,富の知,経済知っ得,薪を焚く,電気

車・ガソリン

車に乗る人の一部は、コストに敏感だと思う。人によって、楽しみなどの第一目的のためにあえて犠牲にするところを割り切っていたりもするだろう。例えば走り屋さんはタイヤは消耗品だと思ってたりとか。私もバイクに乗って「攻めて」いた時期は、まだ使える古タイヤをもらってきて履き替えたりしていた。

人それぞれの中で、燃費を重視する人は、すでに「走り」自体は極限まで燃費の良い走りをしているだろう。だから、ガソリンが値上がりするとどうするかというと、コストがかさむのをあきらめるか、ガソリン消費の元を減らすか。つまり乗る機会や走行距離を必要最小限にすることになるだろう。

電気代、安いルートを選んでも

すでに地元の電力会社ではなく安いサービスに乗り換えているが、それでも最近は微妙に値上がりしている。

私の場合、普段から月に80〜90kWh程度なので、例えば調整費で1円値上がりしても本来は100円も上がらないはずなのだが。

「再エネ付加金」という「最悪付加金」制度があるので、ちょっと電気使うと消費税と合わせていつの間にか数百円上がっている。(しかも現在、調整費ですでに数円値上がりしている)

商品自体の値上がりなら市場原理の中にいるのだから納得できるが、

それ自体の大部分がシステムコストと送電コストでちっとも地球のためになっていない無駄費用のために負担させられているお金は数百円でも腹が立つ。これ3〜4人家族以上の都会の一般家庭なら数千円になるでしょう。これで賃金も上がらないんじゃ家庭の余剰消費なんか期待できるわけないよね。さらに企業コストも上がるので物価は容赦なく上昇する。

とはいえ対策はひとつしかない

電気代の増分は、単価で対策済みの家庭や事業者は、もう電気使用量を減らすことでしか対抗できない。

私はついにご飯も土鍋+七輪で炊くことにしました。

なんと薪ストーブの燃え残りのカス炭を両手にひとつかみ程度で、3合炊けて残りで2リットル弱のお湯も沸かせてしまうことがわかった。スイッチポンの炊飯器より手間は少し増えるけど、アラームセットして七輪の通気口を塞ぐだけで(七輪はガスコンロと違って炭が減るにつれいい具合に勝手に火加減が落ちる)、玄米でも白米でも炊く時間は半分以下になる!

「しまった!ご飯炊き忘れた!」という時でも炊飯器の半分以下の時間で炊けるのだから、いざという時にできるようにしておいて損はないです。

ご飯炊く時は家事や小仕事をする時間と割り切れば、実は時短にもなるしこれでたぶん二人暮らしの我が家でも月に10kwh程度減る。

たかが10kwhだけどさ、ウチでは十数パーセントの消費量。

悪の再エネ賦課金で4円弱/kwh取られている上に、安い時に比べて調整費も来月は5円近い値上げになる。この電気代3000円未満生活だった私でさえ、全体で7〜800円跳ね上がるのだから、一般家庭はどんだけよねって思いますよ。ネトフリとか〇〇チャンネルとかタダになるレベルでしょ(ウチはアマゾンプライムだけだけど)。我慢ではなく工夫だけで十数パーセントも減らせるならやりますわ。

良いものにお金を使いたいからこそ

理不尽な無駄はなくしたい。(一見無駄に見える余剰とか循環とかの話じゃなくて)

世界の勢力の意地の張り合いで原油が倍以上に上がるとか。

中小業者が儲けるなら(その人たちがどこかでお金を使ってくれれば)まだしも、売電システムコストと「送電線から熱で消えていく無駄発電」のために家計負担させられてるなんてホント馬鹿馬鹿しすぎる。

そのせいで、本当に良いものの作り手やその正当なコストにもっと行くべきである貴重なお金が、ドブに流れていってる。

とりあえず私は、数百円あったら本を買いたいので、値上がり分は電気使わないようにこれからも工夫してみます。