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2023年5月20日

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Oceanos

PROFILE
著者幻影

知恵の実を食べた者の末裔である我々が、再び楽園を見いだす方法がある。知恵におごらず、真理を探し、生きとし生けるものたちを友とし、現世の生に感謝して過ごせる日々を送ること。
宇宙の秩序なり、創造主なり、究極の真理なり、そこに神を感じるのに宗教は必要ではない。孤独でもできる。先人の哲学として宗教書を読み、人類の文化として宗教心を尊重する。型破りに真理に迫り、それを語ることに生涯を捧げたた先人たちを、尊敬してやまない。が、政治目的の人間の産物である宗教の拘束からは自由でありたい。
そういう意味で、私は神の存在を知っているが無宗教である。

昭和生まれ。昭和の終わった日、バイト先で大忙しだった。そんな年齢。19歳まで福岡県福岡市。暴力親父に生まれて初めて逆らい、殴り倒し家出して原チャリで国道3号2号1号とひた走り東京着。アルバイトを転々とし2年後、ほぼ一文無しで大学合格。見かねた祖母が入学金を出してくれて初年の学費は貸与奨学金で賄う。2年以降奨学金が止まり過酷なバイト生活と勉強意欲の喪失の悪循環を繰り返し、絶望の果てに中退。西洋思想を独学するうちに再び大学で学びたくなり再入学。今度は真剣に学業を修め卒業。

雑誌ライターや個人事業で少し羽振りが良くなったりしながら、貧しい子供の学校を作ろうかなどと夢想しつつ、12歳から志した詩人・小説家の道を忘れ去る。

大学中退後、初めて付き合った女性の親から捨て猫を引き取り、以来今まで猫歴30余年。

仕事ばかりか交際相手まで転々とし阿呆で人でなしの人生を歩んだのち、犬猫保護をしていた女性に出会い、ともに活動しながら何度も怒られ責められ喧嘩し心を傷つけ(人でなし継続)、結婚する。

50匹の犬猫に囲まれ、仕事を増やす間もなく互いに貯金を食いつぶし貧困生活の中、0.02ミリの壁を運命が打ち破り娘が爆誕。

人生の楽しみを捨て去って生きてきた妻に、せめて好きな動物と存分に暮らせる生活が絶対必要だと思い、北海道へ移住。

新たな動物保護活動で抱え込んだ苦難と、幼少期から痛めてきた胃の穴と、新たに体を蝕んだ病に倒れ、移住から10年を待たず妻がこの世を去る。半分サイコパスの自分だけはならないと思っていた鬱病に、陥落する。娘のために頑張らねばと前向きに立ち上がり、更に深みに落ちる。

雇われ仕事ができる精神状態でなかったことと、娘と少しでも多く時間を共にしたかったことと、頭のリセットのために、生活の無駄を洗い直し、灯油とガスをやめて薪を焚くことで月に5、6万の手当とわずかな臨時収入(支給)程度で特に不自由なく暮らせるようになる。娘に本も服も買って、図書館に通い、月に何度か外食もできた。

福祉課など複数の人から生活保護を勧められ、一応審査もクリアしたが、車を手放さないとダメだと言われ、断る。鉄道はおろかバスさえロクに走ってないド田舎で、図書館など娘の行きたいところへ自由に行けないのはよくないと判断(自分は引き篭もればいいけど、一生に一度の小中学校時代にそこまで娘に不自由をさせたくない)。

現在も仕事の収入はない。ブログはちらほらとしか見にこられてない。

スローライフのノウハウは動画配信したいと思っている。詩歌や小説はぼちぼち書いている。気になることは研究を進めている。語学は数カ国語並行して学んでいる。

何かをしたいと思いつくことは度々あるが、気がつくと胸のブラックホールに吸い込まれている。

だが救われたいとは思っていない。

誰も傷つかないなら、今すぐ死んでもかまわない。

ただ今日まで可愛い娘と猫と外の動物たちと暮らして来れている事を、神さまに感謝している。

Posted by oceanos(父)