♀がおった(カンタン2021第2話)
カンタン♀が挨拶
先日の、カンタンの鳴き声が台所でしていた件、から数日。
室内ではメスにも会えず切ないのぅ、と哀愁をさそうので、せめてもの気休めで玄関に通じる内戸をほんの少し(ハエや蛾が入らない程度)隙間開けておいた。
そのせいか、ハタマタこの子ももっと前からいたのか、メスのカンタンが現れた。
ご丁寧にテーブルの上、私の目の前を横切る。
![](https://slowlifehack.online/wp-content/uploads/2021/09/8A70B25D-687E-4CDA-B183-52DE7C45086E.jpeg)
なんとなくお腹が膨らんでるような、まだまだなのか、カンタンビギナーの自分には判断つかないけれども、すでにいたされたのでござろうか。
実はあれから
カンタン♂が少なくとも3匹いた事実が判明した。
1匹は、あはれ蜘蛛の網にぶら下がっており、もう1匹は絨毯に亡骸を横たえていた。それでもまだ夜になると居間や台所で鳴き声がするので、まだ生存者がいるという。
メスにしても、写真のこのコだけかどうかわからんし、彼らが志半ばに息絶えたのかは知る由もないけれども。
生まれてきた子らを見たところで違いなどわからんし。
第一、ウチの室内には流石に植木くらいしか土の場所がないので(ホントだよ!)、卵を産むこともないだろうし、産んだとしても孵ることはないだろう。
それでもどこかで産んだ感触だけでも体感できれば、メスちゃんも満足して天に上れるだろう。
今更、冷え込む屋外に放り出すのもなあ、
暖かいから入ってきたのかもしれないし、外に出した途端スズメの餌になるかもしれないし……あーでも出したげたらよかったのかなぁ(もうどっかいっちゃった)。いいよね好きで入ってきたのを、害でもないのに無理に追い出すこともなかろうて。
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